勉強法ってたくさんあって、どれを選んだら良いかわからない…
自分に合っていて、効率良く勉強できるものが良いんだけど。
勉強法を解説している人はたくさんいますが、それって結局「その人には合っていた勉強法」に過ぎないんですよね。
あなたがそのまま真似してうまくいくかはわかりません。
この記事では、勉強法ジプシーに陥って勉強法関連の本を15冊以上読んできたわたしが、
- 自分の得意なタイプから選ぶ
- 自分の気持ちが動くものを選ぶ
以上2つの視点から、勉強法の選び方を解説します。
記事を読めば、今後勉強法を選ぶときの判断基準ができますよ。
限られた時間を勉強法探しで使い切ってしまわないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
自分に合う勉強法を選ぶことのメリット
なぜ勉強法の選び方が大事かというと、
- 勉強が楽しく継続できるから
- より効率良く学べるから
この2つが理由です。
学生時代、なんでこんなことやらなきゃいけないんだ…と思いながら、延々漢字の書き取りをしたことってありませんか?
書き取りを否定する訳ではなく、やりたくない勉強を嫌々やっていてもなかなか効果には繋がらないよね、ということです。
自分に合った勉強法が見つかれば、勉強自体が楽しくなりますし、楽しければ継続しやすくなります。
もちろん効果も出やすいでしょう。
だからこそ、自分なりの判断基準をもって勉強法を選ぶことが大きなメリットに繋がるんです。
自分に合った勉強法の選び方2つ
自分に合う勉強法は、やっていきながら見つけるのが1番早いのが正直なところです。
服を買うとき、いくらかわいいと思っても着てみるとあれ?ってこと、ありますよね。
着て初めてわかる部分もあります。
でも、着る前にサイズや形などである程度まで判断も可能。
勉強も同じです。
選ぶときの判断基準として、
- 自分の得意なタイプから選ぶ
- 自分の気持ちが動くものを選ぶ
この2つについて詳しく解説していきます。
勉強法の選び方①自分の得意なタイプから選ぶ
ぜひおすすめしたいのが、自分の得意な情報処理タイプ=認知特性を知ること。
自分がやりやすいインプット・アウトプットの仕方がわかると、勉強法を選ぶときの大きな助けになります。
自分の認知特性がわかると、勉強だけじゃなく、ふだんの生活でも活かせる場所がたくさん!わたしはかなり助けられてます。
認知特性とは?
認知特性とはそもそもどういうものなのか、本から引用します。
「外界からの情報を頭の中で理解したり、整理したり、記憶したり、表現したりする方法」です。
同じことを聞いても、誰もが同じように理解するわけではありません。同じ結論を持っていても、同じように表現する訳でもありません。人にはそれぞれ生まれ持った思考や認知の好みがあるのです。
医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン
人によって、理解したりアウトプットしたりするやり方は違うんですね。
認知特性は、以下の6つのタイプに分かれます。
- <視覚優位者>カメラアイタイプ
写真のように二次元で思考する - <視覚優位者>三次元映像タイプ
空間や時間軸を使って三次元で考える - <言語優位者>言語映像タイプ
文字や文章を映像化してから思考する - <言語優位者>言語抽象タイプ
文字や文章を図式化してから思考する - <聴覚優位者>聴覚言語タイプ
文字や文章を、耳から入れる音として情報処理する - <聴覚優位者>聴覚&音タイプ
音色や音階といった、音楽的イメージを脳に入力する
自分がどれに当てはまるか、診断は公式サイトでも本でもできます。
ちなみにわたしは言語抽象タイプ。ダントツで点数が高かったです。
認知特性をどう勉強に活かす?
自分の認知特性をどう勉強に活かすのか解説していきます。
英単語を覚える場合を例にすると、
- 視覚優位者:覚えたい単語を画像検索して、写真や動画などからイメージを掴んで覚える
- 言語優位者:文字を見て覚える。単語帳を繰り返し見たり、語呂合わせで覚えるのも得意
- 聴覚優位者:単語帳の音源を繰り返し聞いて、耳から覚えたり、自分で発音して音として覚える
といった感じです。
どれか1つだけやるより組み合わせた方が覚えやすさは上がるのですが、自分の得意なものの比重を上げると良いでしょう。
覚えるときだけではなく、インプット・アウトプットをするときに自分の得意なタイプの要素を意識して取り入れてみることもできます。
やっていくうちに、これは良さそう・こっちはあまり…というのも感覚としてわかってくるはず。
積み重なっていくうちに、自分なりの効果的な方法が身に付いていきます。
ただし、1人がどれか1つのタイプだけに当てはまるという訳ではありません。
わずかであってもそれぞれの要素を持っている人がほとんどです。
繰り返しになりますが、組み合わせ方やバランスを見つつ自分のより得意なものを取り入れていく意識がおすすめです。
タイプ別勉強法が知れるおすすめの本
おすすめの本を2冊ご紹介します。
1冊目は、ここまで書いてきた認知特性について書かれた「医師のつくった「頭のよさ」テスト」。
勉強法に特化した本ではないですが、「記憶力を伸ばす10の方法」など、勉強に関係することにも所々触れられています。
自分のタイプについて理解を深めたい方におすすめです。
子ども向けのタイプ診断も付いているので、子どもと関わるときのヒントも得られますよ。
2冊目は、「10万人を見てわかった!自分の脳に合った勉強法」。
脳のタイプは、
- 視覚タイプ
- 聴覚タイプ
- 身体感覚タイプ
以上3つに分かれるそう。
本の中では、
- 診断テスト
- それぞれのタイプに合った勉強法
- 効果をより高める勉強のコツ
などが書かれています。
1つ目の認知特性とかぶる部分もあり、合わせて読むとおもしろいです。
勉強に特化した内容が知りたい方におすすめです。
勉強法の選び方②自分の気持ちが動くものを選ぶ
2つ目の選び方は、単純に自分がやってみたいと思ったものを選ぶこと。
え、そんな簡単でいいの…?
それが大事なんです!
その理由を解説していきますね。
勉強法を選ぶときは、「なんか楽しそう」でOK
探していて、「なんか楽しそう」「やってみたい」と思えるものが見つかったら、それを選んでOKです。
「効果は出そうだけど大変そうだな…」と思うものより、「勉強するのが楽しい!」と思えるものの方が継続できるから。
自分で始める勉強は強制力がなく、継続が大きな課題になります。
楽しい!もっとやりたい!と思えれば、勉強しようと思わなくても自然とやってしまうはず。
それに、あれこれ試しながら探す過程も、大人の勉強なら悪くないと思うんです。
ただ、短期間で結果がほしい資格試験の勉強は王道の勉強法でも良いかもしれません。
実践した結果は言語化しておくのがおすすめ
仮に選んだものが続かなかったとしても、ダメだった…で終わらせるのはもったいないです。
どの辺が合わなかったか?続かなかった要因は勉強法だったのか、それ以外にあるのかなどを考えて、言語化しておくことをおすすめします。
次に勉強法を選ぶときの参考になりますからね。
挫折したら挫折した分だけデータは集まるので、次に活かせますよ!もちろん、挫折しないに越したことはないですが。
自分に合った勉強法で楽しく勉強を続けよう
勉強法の選び方を、2つの視点からご紹介しました。
判断基準が1つあるだけでも、勉強法の選び方はかなり楽になるはずです。
最初から100%しっくりくる勉強法を見つけるのはかなりの難易度なので、あまり難しく考え過ぎず決めてみてくださいね。
楽しく勉強を続けましょう!
このブログでは、忙しいママのための勉強のコツについて書いています。「【保存版】社会人が英語学習を習慣化する方法|ワーママが勉強し続けるコツを解説」にまとまっていますので、良かったら読んでみてください。
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