
すきま時間を使って勉強したいんだけど、なんかうまくいかない。
何が悪いのかよくわからなくて…
そんなお悩みを解決します。
忙しくても勉強したい人にとっては、すきま時間の活用はぜひともやりたいことですよね。
ただ、すきま時間勉強ならではのちょっとしたコツを押さえないと、思うように勉強できなかったり、続かなかったりしてしまいます。
- 勉強は机に向かってやるもの、という思い込みがある
- やることが細分化できていない
- やることが決まっていない
- すぐに勉強に取り掛かれる準備ができていない
- 勉強の優先順位が低い



5つの原因とその対処法を、すきま時間勉強でTOEIC885点を取ったわたしが解説します!
簡単にできることなので、意識すればすぐ改善できて、今日からでもすきま時間勉強ができるようになりますよ。
ぜひ最後までご覧ください。


すきま時間で勉強できない5つの原因と対処法
すきま時間で勉強できない原因は、以下の5つが考えられます。
- 勉強は机に向かってやるもの、という思い込みがある
- やることが細分化できていない
- やることが決まっていない
- すぐに勉強に取り掛かれる準備ができていない
- 勉強の優先順位が低い
1つずつ解説します。
勉強は机に向かってやるもの、という思い込みがある


勉強は机に向かってやるものだと思っていませんか?
学生時代はそのスタイルが当たり前でしたが、忙しい社会人には落ち着いて座る時間すらなかなか取れません。
机に向かわないと勉強できないと思っていると、勉強のハードルはぐんと上がってしまいます。
- キッチンで立ちながら
- 通勤中に歩きながら
- 布団で寝ころびながら
勉強=机という思い込みを外すと、使える時間が一気に増えます。



スマホやタブレットで勉強できるようにしておくと、場所の制限が外れるのでおすすめです!
やることが細分化できていない


やることを1つの大きなタスクとして捉えていることも、すきま時間が使えない原因になります。
すきま時間に勉強するには、過程を細分化し、1つずつ進めていきましょう。
例えば、英語の問題を10問解きたいとすると、
- 5問ずつ2回に分けて解く
- 答え合わせ・解説を読んで理解するのは3問ずつ行う
- 問題文の音読も数回に分けて行う
こんな感じで、使える時間に合わせてちょっとずつ取り組みます。



1度にすべて終わらせなくてOK。
途中までで良いんだと思うと気楽に取り組めます
1番最初は、やろうとしていることの過程を細かく書き出してみるのがおすすめ。
そうすると、30分ないとできないと思っていたことが、5分×6でもできそうと把握できます。
まとまった時間ができるのを待つと、やるのをどんどん先延ばしにしてしまいがちです。
細分化して、今からできることを増やしていきましょう。
やることが決まっていない


次に時間ができたら何をやるか、あらかじめ決めておきましょう。
やることが決まっていないと、時間ができても「何をしようかな~」と考えるだけで終わってしまいます。
時間ができたら即勉強に取り掛かれるよう、自分なりのルールがあると迷いません。
- やることを固定にする
- 取り組む順番を決めておく
- 取れる時間別でやることを決めておく
やることを固定にする
すきま時間の中には、毎日ほぼ同じ時間が取れるものがあります。通勤時間や昼休みなどですね。
こういう時はやることも固定しておくと習慣になりやすいです。
通勤中は必ず単語帳を見る、昼休みは問題を解く時間にする、など。
取り組む順番を決めておく
1日に複数やりたいことがあるときは、順番を決めておきます。
- 前日の復習
- 問題集Aを解く
- テキストBを読む
みたいな感じです。1度決めれば順番通りにやっていくだけなので、迷いません。
取れる時間別でやることを決めておく
すきま時間と一口に言っても、使える時間はバラバラです。
3分しかない時もあれば20分使えるときも。
使える時間によってやることを分けておくと、時間を無駄なく使えます。
- 3分:単語帳を見る、音読をする
- 10分:簡単にできる問題を解く、間違った問題を解き直す
- 20分:時間がかかる問題を解く、解説を読み込む
こういう感じです。



ルールは途中で変えてもOK。
まずは1つ決めて試してみて、改良していきましょう
勉強に使うものが近くにない


時間ができたと思ったらすぐに勉強を開始しないと、勉強の準備だけで終わってしまいます。
なので、テキストを本棚から探して、ペンを持ってきて…とするとそれだけで5分かかって使える時間はあと5分、なんてことになってしまいます。
よく使うものは、すぐ手に取れるところにまとめて準備しておきましょう。



わたしは写真のように、テキストやノートをキッチンのワゴンに置いています


探す時間、持ってくる時間など準備時間はなるべく0に近づけられるのが理想です。
勉強の優先順位が低い


すきま時間に勉強できないと思っていても、毎日何かしらのすきま時間はあるはずです。
ということは、その時間に勉強以外のことをしているんですね。



ぼんやりスマホをいじっていませんか?
その原因は、勉強の優先順位が低いことです。
もし仮に、「1か月以内に試験に合格しなかったら貯金が300万減ります」と言われたとしたら、ちょっとした時間でも勉強にあてて必死に勉強しますよね。
上記は極端な例ですが、要するに優先順位が高ければ時間を見つけよう、少しでも勉強しよう、と自然と動くはずなんです。
「勉強の優先順位は何番目?」
「今やっていることをやめてでもやりたいことか?」
ここはよーく考えてみましょう。



わたしは勉強をさぼりそうな時も、勉強の優先順位を考え直すようにしています。スマホをいじるのと勉強、今どっちが大事だろう?と。
すきま時間を活用して勉強を続けよう!
すきま時間に勉強できない原因と対処法を解説しました。
最後に対処法をまとめます。
- 机に向かわずとも勉強できるようにする
- やることは過程を細分化して小さくする
- 次にやることを決めておく
- 勉強に使うものは近くに置いておく
- 勉強の優先順位を上げる
すきま時間をコツコツ積み重ねて、目標を達成できるように勉強していきましょう。
すきま時間勉強についてもっと詳しく知りたい方は「【実例】忙しい社会人でも勉強できる!すきま時間で英語を学ぶコツを徹底解説」の記事も参考にして下さい。
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