金のフレーズの効果的な使い方を知りたい!
単語学習って単調だし、正しいやり方がよくわからないんだよね…
TOEIC920点の私が実際にどう使っていたかを、写真付きで丁寧に解説します!
TOEICのスコアアップを目指すなら、語彙力の補強はぜったいに必要です。
テキストは、金のフレーズが1冊あれば大丈夫。
実際にわたし自身も、900点を超えるまでに使った単語帳は金のフレーズのみ。
ただ、単語を覚えるだけだからこそ、「このやり方で良いのかな」と迷いやすいとも思うんです。
そこでこの記事では、疑問に感じやすいポイントをまとめています。
- 金のフレーズの使い方
- 金のフレーズを進めるスケジュール
- 効果的に使うためのポイント
自分のやりやすい方法にアレンジしつつ、語彙力強化、そしてTOEICスコアアップに繋げてください!
金のフレーズ(金フレ)の使い方
金のフレーズは、レベル別に以下の4章にわかれています。
- 600点レベル
- 730点レベル
- 860点レベル
- 990点レベル
まずは600点の単語を以下の流れで覚える→ある程度覚えたら730点レベルに、というように1つのレベルずつ進めていきます。
どこから始めるかは今の自分のレベルに合わせて選んで。
金のフレーズを使う流れ
赤シートで日本語が隠せないので、適当な紙か何かを使います。
答えられるまで10個を何回もぐるぐる。例文にもさらっと目を通しておきます。
英語→日本語が言えるようになったら次のページへ。
1日5ページ(50個)前後が目安。
1回目の翌日に2回目を行います。
英語→日本語を確認して、わからなかった単語は付箋で目印をつけます。
半透明のフィルム付箋を使うと、文字が隠れないのでおすすめ。
1章分付箋を付けたら、3回目以降は覚えていない単語だけを見ていきます。
何回やっても付箋が外れない単語は、ノートに書き出して重点的に覚えます。
意外と覚えていない単語が出てくるので、再度付箋が外せるよう何周もしながら覚えていきます。
英語→日本語がある程度楽になってきた・飽きてきたときは、左ページの例文を使って日本語→英語を試してみるのもおすすめです。
金のフレーズ(金フレ)を進めるスケジュールは?1日にどのくらいやる?
単語学習にどのくらい時間を割けばよいかも、迷うポイントだと思います。
時間があまりない人向けですが、わたし自身は以下のような感じで進めていました。
- 1日目:最初の50語を覚える
- 2日目:前日の1回目の単語を復習+新しい単語50語
- 3日目:2日目に初めてやった単語50語+新しい単語50語
- 4日目以降:同様に1日100語ずつ1周するまで。
- 1周目完了後:1日100語ずつ付箋を付けていく
- 付箋付け完了後:付箋が付いた単語のみ、1日1章分か多ければ100語前後ずつ
もちろん1日100語できない日もありましたし、単語帳を触らずに終わった日も何日もありました。
大事なのはできない日があっても気にせず、しれっと再びやり始めることです。
人によってちょうど良いペースは様々です。
- 使える時間
- もともと知っている単語の数
- 暗記の得意不得意
などの要素によって、スケジュール感は変わってくるので絶対の正解はありません。
やりながら、「このくらいなら適度な負荷で続けられそう」というラインを探っていきましょう。
思うように時間が取れない場合は、すきま時間活用に舵を切って、スマホアプリを活用する方法もあります。
TOEICの単語アプリはたくさん出ているので使いやすいものを選べます。
- 金のフレーズアプリ版(abceed内/有料)
- 最重要英単語 for the TOEIC TEST(無料)
- mikan(無料)
ちなみにわたしは単語以外の対策もアプリでしたいと思って、スタディサプリというTOEICの総合対策アプリを使っていました。
わたしがスタディサプリを使っていた体験談を「【体験談】スタディサプリTOEICを忙しい社会人が使って分かったメリット・デメリット」の記事でまとめているので、良かったら参考にしてください。
金のフレーズ(金フレ)を効果的に使うためのポイント
せっかく勉強するならなるべく効果的に・効率良く覚えたいですよね。
より金のフレーズの効果を高めるためのポイントは5つです。
- 1度にすべて覚えようと思わない
- どんどん書き込む
- 付録の単語も覚える
- 音声も合わせて活用する
- 【800点以上を目指す人向け】ニュースを聴く
1つずつ説明します。
1度にすべて覚えようと思わない
1~2回で単語が覚えられるなら、誰も苦労しません。
覚えたと思っても、翌日には半分忘れているのは普通です。
いっぺんに完璧に覚えようとして、1日に触れる単語数が減ってしまうのはもったいないです。
忘れていても気に病まず、「そのうち覚えられるでしょう」くらいの気持ちで取り組んでいきましょう。
思い出そうとしたり、触れる回数を増やしたりすることが記憶の定着に繋がるそうです。
どんどん書き込む
覚えた単語数が増えるにつれて、
- 意味が似ている
- 発音が似ている
- スペルが似ている
などで混乱してくる単語も増えてきます。
あれ?と感じた時は、いったん止まって確認し、ページのすきまに直接書き込むのがおすすめです。
間違って覚えることも防げますし、定着しやすくなります。
直接書くのに最初は抵抗がありましたが、書き込むようにしてから、覚えにくかった単語も定着しやすくなりました
問題を解いていてわからなかった単語を金のフレーズで調べ、
- 調べた単語にはチェックを付ける
- 載っていない意味があれば書き込む
- 載っていない単語があれば、索引ページの余白にメモ
なんてこともやっていました。
付録の単語も覚える
金のフレーズには、章の間や巻末に
- 部署・職業名
- 前置詞・接続詞
- 定型表現
などの付録がついています。
こちらもTOEICに頻出の単語が多いので、目を通しておくと良いです。
正直な話、わたしは多義語は手を付けられませんでした…
でも900点は取れたので、全部覚えなきゃ!と思わなくても大丈夫。
覚えるに越したことはないですけども。
音声も合わせて活用する
金のフレーズは、音声が無料で聴けます。
方法は2つ。
- 朝日新聞出版のHPからダウンロードする
- abceedというスマホアプリで聴く
見て・聞いて・書いてと複数の感覚を使った方が覚えやすくなります。
移動中や家事中などのすきま時間を有効活用しましょう。
【800点以上を目指す人向け】ニュースを聴く
800点以上を目指す人には、ぜひ英語のニュースを聴くのを習慣にしてみてほしいです。
わたしも毎朝ニュースを聴くのが習慣になっているんですが、金のフレーズに出てくる単語がたくさん出てくるんですよね。
実際に使われている場面がわかるので定着しやすいですし、単語帳に載ってたけど意味が思い出せない単語のあぶり出しもできます。
おすすめは「NHK WORLD JAPAN」。
日本のニュースが英語で聴けるので、理解しやすいです
海外ニュースであれば、BBCやCNNが大手です。
TOEICの単語対策は金のフレーズ(金フレ)をやり込めばOK
金のフレーズの使い方が具体的にイメージできたでしょうか。
繰り返しになりますが、TOEICの単語対策は金のフレーズ1冊あれば900点レベルまでカバーできます!
もし金のフレーズだと難しい場合は1つかんたんな「銀のフレーズ」で基礎固めから始めましょう。
逆にもっとレベルが高い方が良ければ「黒のフレーズ」という上級向けの単語帳もあります。
自分に合う勉強法は、自分にしかわかりません。
実際に試してみて、自分のやりやすい方法にアレンジしつつ自分なりの最強の使い方を見つけていってくださいね。
わたしも次のレベルを目指してまだまだ勉強中。
一緒に頑張りましょう!
TOEIC対策なら、スマホアプリを使うのもおすすめ!すきま時間も勉強時間になります。
「スタディサプリ・abceed・Santaアルクどれが良いの?10項目で徹底比較!」の記事でアプリの比較をしているので気になる方はぜひ読んでみてください。
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