- 英語学習のモチベーションが下がる5つの理由
- 下がったモチベーションを上げる8つの方法
最近モチベーションが下がっちゃって、勉強もさぼり気味…
やる気が取り戻せれば勉強も続くと思うんだけど。
モチベーションは下がるものです!
常に高くキープするのは難しいですが、そこそこまで上げるヒントをお伝えします。
勉強を成功させるためのポイントは「続けること」です。
ただ、その続けることがすごく難しいんですよね。
わたし自身も、何度も挫折→しばらくしてから再開を繰り返してきたのでよくわかります。
そこでこの記事では、モチベーションが下がる原因を考えつつ、下がったモチベーションをほどほどに戻すための方法を8つご紹介します。
お試ししてみよう、くらいの軽い気持ちで色々やりつつ自分に合う方法を探しましょう。
英語学習のモチベーションが下がる5つの理由
なぜモチベーションが下がっているか、原因は把握していますか?
原因が分かればより効果的な対処法が取れるので、まずは一度現状をふり返ってみましょう。
パッと思いつかない人のために、モチベーションが下がる理由を5つ紹介します。
当てはまるものがあるかどうか、考えてみてください。
- 成果が見えない
- 勉強時間が取れない
- 同じことの繰り返しで飽きてきた
- 目標があいまい
- 勉強のことを話せる相手がいない
成果が見えない
やったからには即効果がわかった方が嬉しいですよね。
ただ、残念なことに英語学習は成果が出るまでには時間がかかります。
「できた!」と思えることがあるから続けていけるのに、成果が実感できずに時間が過ぎていくと、モチベーションは下がる一方。
なので目の前を見ましょう!
- 前回解けなかった問題が解けた
- テキストが半分まで進んだ
- 1週間毎日勉強できた
など、目の前の小さいことを喜べると良いです。
「何問できた」などの量的な成果と、「できるようになった」という質的な成果、両方を見ていくのをおすすめしたいです。
勉強時間が取れない
勉強したいのに、思うように時間が取れない日が続くと「もういいや!」とモチベーションが落ちてきます。
仕事が忙しかったり、子どもが小さかったりするとまとまった時間を取るのは至難の業です。
まとまった時間が取れるのを待っていると、いつまで経っても勉強できません。
そんな時は、すきま時間を使って勉強するスタイルに変えましょう。
1時間半時間を取れるところを探すのではなく、15分×6回に!
時間が限られているからこそ短時間で集中できるメリットもあります。
すきま時間勉強については、「【実例】すきま時間で英語を勉強する方法9選!忙しい社会人でもできるコツ付き」の記事も参考にしてください。
同じことの繰り返しで飽きてきた
語学に限らずですが、成果を出すには結局、地道なことの積み重ねになるんですよね。
でも地道なことってまあ飽きます。
最初は良くても、時間が経つにつれて熱意は消え去り、適当になり…。
そんな時は新鮮さを取り入れましょう。
- 場所を変える
- 時間を変える
- 順番を変える
など、何かしらの変化をつけると飽きから脱却しやすいです。
家の中でも、いつもと違う場所で勉強してみるだけで集中力が変わることもあります
目標があいまい
英語を勉強してどうなりたいか、そのために何が必要か、聞かれてすぐ答えられますか?
「なんとなくできたらかっこ良いから」のようにあいまいだと、一度下がったモチベーションは上がりにくいです。
行き先が決まっていないのに出発しても、ふらふらさまよってしまいますよね。
そもそも英語学習が本当に必要なのかということも含めて考え直してみましょう。
目標が決まったら紙に書き出したり、スマホの待ち受けにしたりして目に入りやすいようにしておくのもおすすめです。
勉強のことを話せる相手がいない
1人で勉強していると対自分との戦いになってしまって、誘惑に負けやすかったり、うまくいかないモヤモヤを解消しにくかったりします。
こういう時、誰か1人でも勉強のことを話せる相手や一緒にがんばれる仲間がいると、気持ちの保ちやすさが全然違います。
人の目があるとさぼりにくいですよね!
周りの人やSNSをうまく使って、1人でがんばる状況はなるべく作らないようにできると良いです。
- 家族や友人に目標を宣言する
- SNSで勉強記録を発信する
SNSなら同じ勉強をしている人が簡単にたくさん見つかります。
他の人が勉強している様子を見ると刺激がもらえますし、勉強記録をアップするために何かしらやらなきゃ!と強制力が働くメリットも。
SNSで時間を溶かさないよう注意が必要ですが、モチベーション維持のためにルールを決めて活用してみましょう。
下がったモチベーションを上げる8つの方法
下がったモチベーションをどうやって上げたら良いか、8つの方法を紹介します。
モチベーションはほどほどでOK。
上がり下がりにしくくなります。
合う合わないもあると思うので、試しながら自分にとって効果的な方法を探してみましょう。
- 目的を思い出す
- 無茶な計画ではないか見直す
- 優先順位を確認する
- 行動を細かく設定する
- これだけはやる、を決めておく
- 勉強を頑張っている人を見る
- ごほうびを設定する
- 絶対に勉強しない日を作ってみる
目的を思い出す
どうして勉強を始めようと思ったのか、勉強してどうなりたいのかを再度考えて、できれば紙に書いてみます。
初心を取り戻す作戦です
なりたい姿は、なるべく具体的に頭の中に映像が見えるくらいまでイメージできるとより効果的です。
勉強を始めるきっかけが本やSNS(誰かの投稿)などであれば、それを読み返すのも良いですね。
無茶な計画ではないか見直す
最初に立てた勉強計画はやる気MAXの時に考えているので、やることが多めで現実的じゃないなんてことがよくあります。
実際にやってみた今なら、1日どれくらいの量ならできるか、なんとなくでも把握できているんじゃないでしょうか。
実際にやってみた感覚を元に、計画を見直してみましょう。
勉強量を減らすのは悪いことではありません。
大事なのは、続けることです。
続けられなかったら意味がないので、現実的に考えましょう。
計画はいつでも変えられます。
多かったら減らせば良いし、少なかったら増やす。それだけです。
優先順位を確認する
勉強しようかテレビを見ようか迷って、結局テレビを見てしまうのは、勉強の優先順位が低かったからです。
勉強の優先順位は何番ですか?
今、勉強より優先順位が高くなっているものは何でしょうか?
なんとなく勉強を最優先にしようと思っているだけだと、順位付けの効果もぼんやりしてしまいます。
「テレビよりも勉強を優先させる」「家事をやるのは勉強を15分してからにする」
とはっきり言葉にしましょう。
言葉にするだけで、意外と効果があるのをわたし自身も経験済みです。
行動を細かく設定する
1つ1つのやることが大きすぎると計画通りに進みにくく、つまずく原因になります。
やることを細分化して、1つの行動に対するハードルはベタベタに下げましょう。
例えば、
問題集を3ページやる
→1ページ目の問題を解く
2ページ目の問題を解く
3ページ目の問題を解く
丸付けする
解説を読んで理解する
みたいに、過程で区切って分けます。
分けておくことで、
- すきま時間に勉強しやすくなる
- できた!が増えるので気分よく勉強が進みやすい
というメリットもあります。
これだけはやる、を決めておく
勉強時間0の日ができると、そこからズルズルやらなくなってしまう経験がわたし自身もあります。
どんなに忙しい日でもこれだけはやる、というものを決めておくと、勉強時間0を回避でき、細々とでも継続できます。
ちゃんとした勉強でなくて良くて、
- 単語帳1ページだけ眺める
- 頭の中で今日の出来事を1つ英語にする
- スマホのアプリで1問だけ解く
みたいな簡単なもので大丈夫。
なんでも良いからできたというのは、余裕がない中での勉強において励みや安心感に繋がります。
勉強を頑張っている人を見る
自分の中からモチベーションが湧いてこないなら、外からの刺激を探します。
- SNSで勉強記録の発信している人を見る
- 英語学習に関する本を読む
などです。
SNSから刺激をもらう
「#勉強記録」「#英語学習」などで検索すると、勉強記録をアップしている人の投稿がたくさん見られます。
良い人が見つかったら、投稿にコメントを付けたりしてやり取りをするとよりモチベーションが上がりやすいです。
気を付けたいのは、1人1人勉強する背景や状況は違うということ。
「あの人はあんなにやっているのに自分は…」と思いたくなりますが、それは逆効果。
プラスに受け止められない時は、見るのをやめましょう。
本から刺激をもらう
英語学習に関する本のわたしのおすすめはこちら。
▶等身大の学習遍歴や勉強方法を知りたい人に
▶勉強が疲れてきた時の息抜きに
ごほうびを設定する
「〇〇ができたら何かもらえる」というごほうび作戦はよくある方法ですが、効く人には効きます。
とはいえ、ずっと同じように繰り返していると効果が薄れてくることも。
- 難易度をだんだん上げる
例)最初は勉強が1週間続いたらごほうび。次は2週間、1カ月…と増やしていく - ごほうびのバリエーションを作る
例)食べ物、場所、物など
のように、変化を作ると飽きにくいです。
もしくは逆に、できなかったら罰を与えるという方法も有り。
- できなかったらコーヒー1杯おごる
- 勉強しなかった日数×500円お小遣いマイナス
みたいなやつです。
長期的にはあまり向かないかもしれませんが、ダレてきた時に人を巻き込んで短期間でやると結構効果的です。
絶対に勉強しない日を作ってみる
勉強時間0を作らないようにするのが大事ではあるんですが、それすらできないくらいモチベーションが下がっていることもあります。
そんな時は、絶対に勉強しない日を作ってみます。
テキストを触るのもダメです。
やるなよと言われるとやりたくなるんですよね。(押すなよ押すなよ作戦です)
最初に何日間やらないか期間を決めておくと良いでしょう。
3日なら3日と決めて勉強から離れて、3日目の夜に翌日から勉強を再開するかどうかを決めます。
数日やらなくても何とも思わないなら、もしかしたら今は勉強する時期じゃないのかもしれません。
勉強したいと思えたら、3日経つ前に再開してもOK
以上、8つのモチベーションを上げる方法でした。
- 目的を思い出す
- 無茶な計画ではないか見直す
- 優先順位を確認する
- 行動を細かく設定する
- これだけはやる、を決めておく
- 勉強を頑張っている人を見る
- ごほうびを設定する
- 絶対に勉強しない日を作ってみる
モチベーションに左右されない仕組みづくりも大事
モチベーションを高く保てるのが理想ではあるんですが、現実問題難しいです。
モチベーションは下がるものです。
じゃあどうするかと言うと、「モチベーションに左右されずに勉強する仕組み」を作ることに労力を使いましょう。
言い換えると、「今日は勉強どうしよっかな~」と考える隙をいかに与えないかを考えてみるんです。
- 使うテキストのページを開いて机に置いたままにして寝る
- 気を逸らすものは周囲に置かない
- スマホに使用時間の制限をかける
みたいな感じです。
ゲーム感覚でこれはどうだろう?と楽しめるとさらに良いかと。
1つやってみてダメでもそこで諦めず、宝探しのように自分に合う方法を探してみましょう。
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