
ふり返りが大事ってよく聞くけど、何をしたら良いか実はよくわからない…
他の人はどんなことをふり返ってるんだろう?
そんなお悩みを解決します。
今の自分の状態と今後どうするかを確認するために、定期的なふり返りはかなり効果的です。
ただ、なんとなくやっているだけでは残念なことに効果は半減してしまいます。
この記事では、
- ふり返りをするタイミング
- ふり返りの時に考えること
を具体例を交えながら解説します。
最後まで読めば、今日からすぐ効果的なふり返りができるようになります。
ぜひご覧ください。
定期的にふり返りをするメリット


ふり返りをするメリットは3つあります。
それは、
- 進んでいる感が得られる
- 軌道修正ができる
- 気持ちが入れ直せる
です。
1つずつ解説していきます。
進んでいる感が得られる
勉強の継続には、「進んでいる・できている」と自分で思えるかが大事です。
ふり返りをすると、この期間の中でここまでできた、というのが見えてまたがんばろうと思えます。
「できないから絶対やってやる」という気持ちのみでがんばれる人もいますが、全員がそうじゃないですよね。
負の感情を原動力にするのがしんどくなってくる人は、ちょっとずつでも進んでいる感を得られると継続しやすいです。
特に半年、1年など長めのスパンで見ると、自分では気付いていなかった成長が感じられて嬉しくなります。



全然できないと思っていたことが今はできているとわかると嬉しいですよね
早めに軌道修正ができる
勉強を続けていくうちに、
- やり方がしっくりこなくなってきた気がする
- このまま続けて結果に繋がるのか不安になってきた
なんて気持ちになってくることってありませんか?
それもふり返りで解消できます。
小さなモヤモヤをそのまま放置しておくと、勉強をしたい気持ちよりもモヤモヤが頭を占めるようになり、勉強をやめてしまう原因になり得ます。
ふり返りをする時に、早めにモヤモヤの原因や解決案を考え、実行することで早めの軌道修正ができるんです。
余計な悩みがない方が勉強に集中できるのは間違い無いですよね。



ちょっとした引っ掛かりを感じたら、ふり返りのタイミングかも!
気持ちが入れ直せる
勉強を続けていくと、どうしてもやる気が落ちる時期は出てきます。
そんな時、ちょっと無理矢理でもふり返りの時間をとって、なんで勉強してたんだっけ?これからどうしたい?と考えることで、気持ちを入れ直せます。
事実と自分の気持ち、それぞれを見直すことで定期的にシャキッとして新しい気持ちで勉強に向かえます。



やる気の上下が激しい人ほど、ふり返りはおすすめです
ふり返りのタイミングは?
ふり返りをするのは自分のやりたいタイミングで良いですが、定期的に行うのがおすすめです。
わたしの場合は、
- 1週間に1回軽めに
- 1ヶ月に1回
- 半年や1年ごとにしっかり
と時間のかけ方を変えてやっています。
週1回のものはやれない時もありますが、月1回はできるだけ優先して時間を取るようにしています。
その他、
- 余裕があるならその日1日の分
- モチベーションが落ちている時
もやることがあります。
自分の集中力がどのくらい続くのかで決めても良いです。
わたしは2週間くらいでダレ始めるので、少なくても2週間に1回はやりたいと思っています。
ふり返りの書き方


ふり返りの具体的なやり方を解説していきます。
考えているのは主に以下の5つ。
- できたこと・良かったこと
- もう少しがんばりたかったこと
- わかったこと
- 次に向けての改善点
- 今の気持ち
通常は上4つだけですが、必要に応じて今の気持ちも吐き出すようにします。
1つずつ詳しく解説していきますね。
できたこと・良かったこと
まずはプラスの面からふり返りをします。
いきなりふり返りをしてと言われると、反省点ばかり出てきがちですよね。
マイナスなことが次々出てくると、全然ダメだ…と気持ちは落ちるばかり。
なので最初はちっぽけなことで良いのでできたことから考えます。
注意をするときも、最初からダメ出しされるより、「ここは良かったよ。ただ…」と言われる方が素直に受け止められますよね。
満足はしていないとしても、やった事実は認めてあげましょう。
- 1週間に3日しか勉強できなかった
→3日は勉強できた - 5分しかできなかった
→忙しかったけど、5分はできた
みたいな感じです。
もちろん、できた!良かった!と思えることは素直に遠慮なく書き出して、嬉しい気持ちを味わいます。
もう少しがんばりたかったこと
できたことを考えた上で、もう少しがんばりたかったこと・思ったようにはいかなかったことを考えていきます。
- 朝活できなかった日でも、その後5分で良いので時間を取りたかった
- 週5日は勉強したかった
という感じ。
ここでも必要以上に自分を責めず、できなかった事実とどうしたかったかの気持ちのみを考えるようにします。
わかったこと
続いてやったことから学んだこと、気づいたことを書きます。
例えば、
- YouTubeで見た単語の覚え方をやってみたら良さそうだから続けてみる
- 勉強場所を変えたけど、前の場所の方が集中できた
- テキストをキッチンに置いておくようにしたら勉強にとりかかりやすくなった
- 最近、ちょっと熱量が落ちてきた気がする。勉強してどうなりたいか一度見直す時間をつくる
など。小さいことでもOKです。
正解はないですし、誰に見せる訳でもありません。思ったことは遠慮なく残しておきましょう。
あとから思いがけないヒントになることもありますよ。
次に向けての改善点
ここまで考えたことを踏まえて、今後改善することを考えてみましょう。
まずはできそうなことを思い付くだけ書き出します。
出し切ったら、明日以降やることを1つ決めます。考えても行動しないと意味がないですからね。
一度に何個もやってもやりきれないのでまずは1つ。余裕がありそうなら1、2個増やしても。
次回ふり返りをするときは、ここで決めた改善策がどうだったかも考えるようにしましょう。
今の気持ち
なんかモヤモヤする、やる気が落ちてきたと思う時におすすめなのが、今思っていることを一旦全て吐き出すこと。
今はなんでやる気が落ちてるのかな?と、やさしい人が話を聞いてくれているイメージをしながら紙に書き出していくのがおすすめです。
仕事や育児の愚痴が入るなど、勉強から話が脱線してもOK。
そもそも純粋に勉強だけに集中できる人ってほとんどいません。勉強以外のことが影響してモヤモヤしていることも多いです。
一旦勉強という区切りをなくして、引っ掛かっていることを全出しするつもりで吐き出しましょう。
それでまた勉強がんばろうと思れば戻れば良いですし、今は難しいかもと思ったら一度お休みしても良いんです。またできるときに再開すれば良いだけ。
時々頭の中を全部出すとスッキリできますし、クリアな気持ちで次のことに向かえます。
書いたふり返りは残した方が良い?
書いたふり返りは、残すことをおすすめします。
理由は、長期スパンでふり返る時に役に立つから。
例えば毎月のふり返りを1年続けたとして、1年後に12回分を読み返すと自分の成長や葛藤がよくわかります。
1年分まとめて思い出そうとしても、細かいことやリアルな気持ちは思い出せないんですよね。
目標としていた資格を取ったなど区切りがあれば処分して良いですが、続けているうちは残しておくのがおすすめです。
ふり返りを次に活かそう
以上、ふり返りのやり方について解説してきました。
おさらいすると、ふり返りをするときに考えることは、
- できたこと・良かったこと
- もう少しがんばりたかったこと
- わかったこと
- 次に向けての改善点
- 今の気持ち
でした。
すぐにわかりやすい効果が得られるものではないですが、やってて良かったと思えるタイミングは絶対来ます。
自分に合うふり返りのやり方を探りつつ、続けてみてくださいね。
このブログでは、忙しいママのための勉強時間の取り方や続け方について書いています。「【保存版】社会人が英語学習を習慣化する方法|ワーママが勉強し続けるコツを解説」にまとまっていますので、良かったら読んでみてください。


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