英語の勉強、なかなか成果が出ないし、忙しくて時間も取れないし…
なんでわたしはできないんだろう…
やりたくて勉強を始めたはずが辛くなってくる時期もありますよね。
そんな方のために、この記事では
- 英語の勉強が辛くなる理由
- 勉強が辛い時に試したいこと
について解説していきます。
ぐるぐる悩んでしまう時期を脱して、勉強が楽しく続けられるためのヒントになれば幸いです。
英語の勉強が辛くなる理由
勉強が辛く感じる原因は、自分の中で言語化できていますか?
もやもやくすぶっているだけだったら、一度言葉にしてみましょう。
原因がはっきりすれば対処法も考えやすくなります。
原因はわかってるよ!と言う人は、ここは飛ばして「英語の勉強が辛いと思った時の対処法6選」から読んでくださいね。
- 成果が出ない・成長が感じられない
- 計画通りに勉強できない
- 周囲の理解が得られない
- 勉強している内容が難しい
成果が出ない・成長が感じられない
- 勉強をしてもしても結果が出ない
- やってる意味あるの?と思ってしまう
- 同じくらいのレベルだったはずの人がずっと先に進んでしまった
など、ぶつかりやすい壁の1つが成長が感じられないことです。
特に語学はやったらすぐ効果が出るものでもないので、余計にこの壁に跳ね返されてしまいがち。
そんな時は、
- 自分で成長の指標を作る
例)単語を300個覚えた、1つの文章を30秒以内に音読できるようになったなど - 定期的に試験を受ける
- 第三者からのフィードバックを受ける
など、客観的に今の自分を見られる手段を何かしら探してみます。
客観的に見られれば、苦手や弱点がわかり、そこに力を集中させられます。
見て終わりじゃなくて、見た上でそのあとどう動くか考えるのが大事!
計画通りに勉強できない
- 勉強時間が取れなくて予定通りに進まない
- 思ったより時間がかかって、計画からどんどん遅れていく
計画通りに勉強が進まなくて、「もうやだーーー!!!」となるのは多くの人が通る道なので安心してください。
あなたの計画性がない訳ではないです。
勉強計画はあくまで、事前に考えた「こうなったら良いな」です。
計画を目安にしつつ勉強してみると、
- 1つ1つの所要時間
- 起こり得る予定外のこと
- 自分の気分の波
こんなデータが自分の中に溜まってきます。
それを元に勉強計画を修正していくんです。
主体は自分。
計画に寄せていくより、計画を自分に合わせていくイメージです
勉強計画=ノルマと捉えるとできない時に辛くなってしまうので、
勉強計画 = 一緒に伴走してくれるもの
くらいに考えていた方が柔軟に対応できますよ。
周囲の理解が得られない
「勉強してどうするの?」
「そんな時間があるなら〇〇したら?」
そんな言葉を投げかけられて、勉強に対する周囲の理解がない状況は本当に辛いですよね。
人それぞれ状況は違うので難しいのですが、取れる手段は大きく分けて
説得する or 諦める(無視する)
の2択かなと思います。
説得するなら、以下のようなことを正直に話します。
- 熱意を伝える
- メリットを伝える
- 期間や時間を区切る
それがダメならもう外野は無視。
味方になってくれる人は必ずいますので、SNS上でも良いので仲間を探しつつ勉強する。
無理しすぎるのは止めたいですが、強い意志を見せる場面も必要かもしれません。
勉強している内容が難しい
- 繰り返し読んでも理解できない
- こんなのやる意味あるの?と思ってしまう
ずっと同じところでつまずいていると、嫌になってきてしまいますよね。
そんな時は、アプローチを変えてしまいましょう。
- 単語帳が覚えられない
→文章を読んで出てきた単語を覚える - シャドーイングがうまくできない
→音読メインにしてみる - 文法書を読んでいると眠くなる
→違う角度から書かれている文法書に変えてみる
ゴールにたどり着ける道は1本ではありません。
語学なら特に何通りものアプローチがあるので、1つうまくいかなくても違うやり方ならスルッとできた、なんてことも十分にあり得ます。
途中でやり方を変えるのは嫌だという気持ちもわかります。
でも続かないなら意味ないですよね。
一度変えてみて、ダメならまた戻っても良い訳です。
柔軟にいきましょう。
英語の勉強が辛いと思った時の対処法6選
ここからは具体的な対処法について解説していきます。
ポイントは、「自分ができる範囲のことで考える」こと。
結果や自分以外の人をコントロールするのは無理です。そこを変えようとしてもうまくいきません。
自分でコントロールできることは何だろう?と考えてみてください。
- 小さな目標や計画を設定する
- 自己評価を見直す
- 誰かと話す
- 勉強方法を変える
- 進捗を可視化する
- これまでの勉強記録を見返す
小さな目標や計画を設定する
最終的なゴールを決めたら、そこに向かって一直線にわき目もふらずに頑張れるタイプの人っています。
でも途中で息切れしてしまう人の方が多数派のはず。
なので所々で現在地確認ができるような小さな目標や、無理のない計画に修正するのは必須です。
ちょっとがんばればできるかな、という目標を設定
↓
できた!嬉しい!
↓
よし次!
このループに乗れると強いんですよね。
計画の場合はちょっと上を目指すとしんどいこともあるので、現状をそのまま反映させても良いと個人的には思います。
そこは個人のさじ加減で。
目標や計画を倒す敵ではなく、伴走してくれる仲間だと考えると、良い塩梅の設定ができると考えています。
自己評価を見直す
「全然上達した気がしない…自分には無理なのかな」
「そもそも勉強しようなんて無謀だったのかも」
と考えたくなる時期もあります。
マイナスな感情を原動力に頑張れるタイプなら気にせずそのまま行きましょう。
どんどん落ち込んでしまうなら、一旦ストップ!
その自己評価、本当に合ってますか?
周りに何かしら勉強をしている人ってどのくらいいますか?
SNSにはすごい経歴の人がたくさんいますが、周りにそんな人何人いますか?
総務省の統計によると、社会人の平均勉強時間は1日当たり13分だそうです。
それを踏まえると、「意外とわたしやってる方かも?」って思いませんか?
また、勉強でもダイエットでも停滞期はあります。
停滞期真っ最中は辛いですが、必ず抜けるときは来ます。
1段ステップアップするための力を溜めていると思いましょう
無駄に自分を卑下せず、やっていることはやっていると自分で認められると良いですね。
誰かと話す
勉強について話せる相手がいるなら、少しだけでもやり取りできると気持ちが上向きになります。
英語学習に限らず、何か勉強している人であれば共通する悩みも多いはず。
解決策が見つからなくても、吐き出すだけで気持ちが変わることってありますよね。
話したいけど誰もいない…という方は、わたしとTwitterで絡みましょう~
勉強方法を変える
今の勉強方法がうまくいっていないと感じるなら、やり方を変えてみましょう。
単語を覚えるのでも、
- 読んで覚える
- 書いて覚える
- 聴いて覚える
- 何度もテストして覚える
など方法は複数あります。
単語帳を使うのか、出会った単語から覚えていくのか、という選択もあります。
有名な人がおすすめしていた方法でも、それがあなたに合う方法だとは限りません。
結局、自分に合った勉強法を選べるのは自分だけ!
ゴールにさえたどり着ければ、途中の道はどこを通ったって良い訳です。
「必ずこの単語帳を使わないと、英語ができたとは認めないぞ!」なんてことありませんよね。
勉強方法を変えることで、新鮮な気持ちでまた勉強がスタートできますよ。
進捗を可視化する
成果が見えにくい英語学習において、「進んでいると自分が思えるか」は継続できるかの大事なポイントです。
ただ、毎日ちょっとずつやっていることって、残しておかないとすぐ忘れてしまうんですよね。
ふり返った時に、「何してたんだっけ?何もできていない気が…」となりがち。
なのでわたしは、勉強記録を付けることを強くおすすめしています。
記録があれば、
- やったことが可視化でき、進んでいる感を得やすい
- うまくいかない時に、要因を探るデータ源になる
と大きなメリットがあります。
記録さえ残れば、手帳でもアプリでも残す先は何でも大丈夫。
記録の付け方は「【実例写真付き】成長が実感できる勉強記録の付け方・書き方【経験談】」の記事で詳しく書いているので、こちらも参考にしてください。
これまでの勉強記録を見返す
すでに勉強記録をつける習慣がある人は、辛くなった時にぜひ今までの記録を見返してみてください。
量が少ないとか途切れ途切れだとか、思うことはあるかもしれません。
でもやったこと自体は事実です。
ボロボロでも続けてきているんだな、とわかるだけでも気持ちが和らぎます。
勉強記録を見返すと意外とプラスの発見をすることも多く、わたしも時々やっています。
本当に勉強したいか、も考えてみる
色々試してはみたけど、それでもやっぱり勉強が辛い気持ちが消えない。
それなら自分に質問してみましょう。
「それでも今本当に勉強したいですか?」
前はどうだったかじゃなくて、「今」で考えて!
答えがYesなら、もう腹をくくって動いていくしかないです。
勉強は0か100かじゃありません。
5くらいの労力でちょびっとだけ触れておいて、またタイミングがきたら力を注ぐこともできます。
一時停止したとしても、やめたり諦めたりしなければいつでも戻ってこれます。
辛さは勉強を見直す機会だと思って、自分なりの向き合い方を模索してみてください。
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