今度こそ英語を勉強するぞ!良い勉強法をググってみよう。…っていきなりやってませんか?
それ、かなりの確率で挫折します。
勉強を継続するために、最初にやってほしいことが1つだけあるんです。
それは、「なぜ勉強するのか」「勉強してどうなりたいか」という目的をなるべく明確に言語化すること。
「海外旅行で話したいから」だとちょっと弱い。
この記事では、
- 目的がなぜ大事なのか
- 目的の決め方
を解説していきます。
1ステップずつ丁寧に解説していくので、初めての方でも安心してください。
- 新しく勉強を始めたい
- 勉強を続けたいと思っている
- いつもすぐ飽きてしまう
そんな方の参考になればと思います。
なぜ勉強の目的設定が大事なのか?
はじめに言っておくと、勉強法を探すこと自体は悪くありません。
自分から情報を探して、より自分に合う勉強法を探すのは積極的ですばらしいと思います。
でも、最初に勉強法探しを始めるのはちょっと待ってもらいたいです。
先に勉強の目的を決めることで、
- 本当にやりたいか見極められる
- 勉強法が選びやすい
- 継続しやすい
この3つが理由です。
つまり、時間を有効に使えるんです。
ワーママに自由に使える時間は限りなく少ないです。
その貴重な時間を使うなら、実りあるものにしたいですし、有効に使いたいですよね。
特に目的もなく、興味の向くままに勉強するのも悪いことだとは思いません。
ただ、もし少しでも何かしらの結果がほしいと思うなら、目的を決めましょう。
山に行きたいと思うだけでは、どこにあるどんな山が良いのか?山で何をしたいのか?わかりませんよね。
ふらふら歩いているだけでは無駄に遠回りすることになるかもしれません。
「高い山に登ろう」と決めれば、1番高い山はどこにあるだろう?と具体的に調べられますし、そこまでの道もわかって、最短距離で目指せます。
本当にやりたいか見極められる
どうして勉強したいんだろう?勉強してどうなりたいんだろう?を考えていくことで、勉強が本当にやりたいことなのか見極めることができます。
もしかしたら、SNSで見た勉強を勧める投稿に影響されているだけかもしれないですし、本当に必要なのは違うジャンルの勉強だったと気付けるかもしれません。
勉強を始めてみればわかることですが、事前に気付けてより良い手段が選べるならその方が早いですよね。
最適な勉強法が変わる
「英語ができるようになりたい」というのは、「スポーツができるようになりたい」と同じくらい曖昧なものです。
スポーツって言っても、野球?サッカー?バスケ?プロ選手になりたい?趣味として楽しめればOK?
答えは人によって違いますし、それによって練習も変わりますよね。
英語も同じです。会話がしたいのか?本が読みたいのか?
英会話と言っても、旅行できれば良い?仕事で使いたい?
など、目指すものによって必要な勉強は変わります。
目的を決めると、勉強法の判断基準ができて選びやすくなります。
継続しやすい
継続が1番の課題だと思う方も多いのではないでしょうか。
目的が言葉にできて、自分の中に落とし込めていれば途中で挫折することも防ぎやすいです。
へこたれてきたと思った時に目的を思い返すと、またがんばろうと思えます。
目的の設定方法
ここからは、目的の設定方法を解説していきます。
3ステップでできますので、ぜひ読みながら考えてみてくださいね。
- 「こうなりたい」を考える
- なりたい理由を考える
- なりたい姿を具体的にする
「こうなりたい」を考える
まずは勉強してどうなりたいかを考えてみましょう。
ぼんやり大きなものでも、まずは大丈夫です。
以下に例を挙げますね。
- 資格を取って転職したい(=今より良い条件で働きたい)
- 英語を話せるようになって、海外旅行をもっと楽しみたい
- 専門性を高めたい
こんな感じです。
なりたい理由を考える
続いて、今「こうなりたい」と思った理由を深掘りしていきます。
3つの質問を参考に考えてみてください。
- なぜそうなりたいと思った?
- できたらどんな良いことがある?
- なれなかったらどうなる?
勉強する理由を言葉にして認識できると、勉強したい気持ちをしっかり支えられるようになります。
なりたい姿を具体的にする
最後に、「こうなりたい」と思ったことをもっと具体的にしていきましょう。
ポイントは、なりたい姿になれた!できた!と思っている時の瞬間をイメージすることです。
できた!と思った瞬間を誰かがカメラで写真を撮ってくれたとします。
その写真にはどんなものが写っているかを考えてみるんです。
- いつ?時間帯は?
- 場所は?周りには何がある?どんな音が聞こえる?
- 誰といる?1人?
- 何をしている?
- どんな気持ち?
こんなことを細かくイメージしてみてください。
想像しながらわくわくしたり、勉強のやる気が湧いてくるようなら良いイメージです。
文字にしてまとめておいて、いつでも見返せるようにしておけると良いですね。
写真やイラストを入れてまとめると、「ビジョンボード」と呼ばれるものになります。
文字だけよりもさらにイメージがはっきりするので、興味がある方にはぜひおすすめです。
うまくイメージできない時は?
具体的な場面が全然思いつかない、考えていても楽しくない場合もあると思います。
そんな時は、
- 他の場面を考える
- 関連する情報を調べてみる
この2つをやってみます。
ニューヨークに行きたいと思っていたけど、ロンドンの方がわくわくするかな?とか、
想像が膨らむよう、ニューヨークのカフェについて少し調べてみる、とか。
それでもやっぱり気持ちが上がってこないなら、やろうとしている勉強は必要じゃないかもしれません。
本当に今時間を使って勉強したい?と聞いてみましょう。
イメージが湧いたら、できれば紙に書いておくのがおすすめです。
余裕がある人、好きな人はイメージに近い画像を探して文字の脇に貼っても良いですね。
目的が決まったら、目標を考えよう
勉強する目的は決まったでしょうか?
決め方をおさらいすると、
- 「こうなりたい」を考える
- なりたい理由を考える
- なりたい姿を具体的にする
この3ステップでした。
今回決めたのは、ゴールの部分。つまり行き先は決まりましたが、道筋はまだ見えていません。
具体的にどんな道を通ってどうやって行くのか。
道の途中途中で目印となるのが、目標です。
目的が決まっていれば目標も決めやすいはず。
目標の決め方は「【もう挫折したくない】勉強目標の立て方を具体例・コツと合わせて紹介」で詳しく解説しています。
このブログでは、忙しいママのための勉強のコツについて書いています。「【保存版】社会人が英語学習を習慣化する方法|ワーママが勉強し続けるコツを解説」にまとまっていますので、良かったら読んでみてください。
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