【経験談】子育て・仕事・勉強を両立するための15のヒント

当ページのリンクには広告が含まれています。

仕事と子育てしながらでも勉強をしたい。
どうやって両立させれば良いかな…?

この記事では、そんなお悩みを解決するための15個のヒントをお伝えします。

わたし自身、子育てと仕事と勉強の両立には5年以上試行錯誤してきました。

わたしの状況はこんな感じ
  • 時短の会社員 週5~6日出社
  • 子どもは保育園児2人
  • 夫は毎日深夜帰り、実家・義実家ともに遠方
  • 朝活とすきま時間を使いながらTOEIC885点を取得

これまでの経験を思い出しながら、役に立った・今も継続している両立のコツを書き出してまとめました。

1つでも取り入れられそうなヒントが見つかり、あなたの両立の手助けになれば嬉しいです。

目次

子育て・仕事・勉強を両立するために最初に考えること

勉強する目的を明確にする

勉強を始めようかなと思った時にまず考えて欲しいのが、「勉強してどうなりたいか」。

すでに仕事・家事・育児でかなりがんばってますよね。その中で勉強をしようと思うのはすごいことです。

でも、限られた貴重な時間を使うからこそ、

  • なぜ勉強するのか
  • その結果どうなりたいか

この2つはははっきり言語化しておきたいところ。

個人的には「なぜ?」から入ると自分を厳しく問い詰めがちなので、「どうなりたい?」から考えてみることがおすすめです。

なるべく具体的にイメージしてみることで、以下のメリットがあります。

目的を考えるメリット
  • 本当にやりたいか見極められる
  • 勉強法が選びやすい
  • 継続しやすい

目的があやふや、決め方がよくわからないという方は、「勉強してどうなりたい?目的の決め方を解説【勉強を始める前に絶対やってほしい】」の記事で解説しています。

勉強時間の取り方・作り方のコツ4つ

勉強時間の確保は1番の課題です。

勉強したい気持ちがあっても、まとまった時間はなかなか取りにくいですよね。しかも、予期しない予定の変更など日常茶飯事。

そんな中で勉強時間を取るためのヒントは4つです。

やらないことを決める

「何をやるか」の前に「何をやらないか」を決めましょう。

勉強時間を作る=その時間分、今やっていることをやめるということです。

今の状況にただプラスしようとすると、途中で破綻してしまう可能性大。

睡眠時間を削るのはなるべくやりたくないので、

  • なんとなくテレビやスマホを見ている時間
  • 趣味の時間
  • 余計な人付き合い

など、一時的でも良いのでやめる、もしくは時間を減らせるものはないか考えてみましょう。

家事を減らす

家事は毎日のことなので、家事に使う時間を減らせればその分浮く時間は多くなります。どう減らすかは以下のようにいくつか方法があります。

  • 機械に頼る
  • 人に頼る(家族や家事代行サービス)
  • 頻度を減らす(毎日→週3回に)

具体的に家事の時短アイディアを挙げてみます。

家事の時短アイディア8選
  • 食洗器を導入する
  • 洗濯物は乾燥まで洗濯機にお任せ
  • 平日の床掃除はロボット掃除機にお任せ
  • 下着やタオル類などシワが気にならないものはたたまない(カゴに突っ込むだけ)
  • ホットクックなど調理家電を使う
  • 献立はルーティーン化して、考えなくて良いようにする
  • 子どもができることは積極的に巻き込む
  • 買い物はネットスーパーにする

なお、減らせる部分を減らすのは大事ですが、好きな家事があるなら無理になくさなくても良いです。

無駄な残業を減らす

帰宅時間が遅いとその分使える時間は減るので、なるべく残業しないようにしたいところ。

わたしは常に「手持ちの仕事の全体量」と「今週使える残り時間」を意識して、以下のようなことを心がけています。

  • 無理な仕事は安易に引き受けない、または締切や分量を交渉する
  • 前倒しできる仕事は前倒しする
  • 3分以内でできそうな仕事は入ってきたら即片付ける
ゆきのん

急な仕事が入ってきたら、時間の見積もりと手持ちの仕事の締切りの確認・交渉をして、なるべく残業しないようにしています。

すきま時間・ながら時間を活用する

すきま時間やながら時間も、1回1回は短くても「ちりつも」で侮れない時間になります。

すきま時間の例
  • 仕事開始前
  • 仕事の昼休み
  • 子どもが機嫌良く遊んでいる時

すきま時間は1回3分~取れても15分。あらかじめやることを決めておいて、時間ができたらパッと開始できるようにします。

ながら時間の例
  • 家事をしながら
  • 運転をしながら

ながら時間には聞き流しなど、メインでやっていることに影響がない程度に軽く触れるようにします。

すきま時間勉強については「忙しくて勉強時間が取れない人必見!すきま時間でできる英語学習のコツを徹底解説」の記事に詳しく書いています。

ゆきのん

いつ・どのくらい時間が使えそうか、実際の生活からイメージできましたか?

ちなみに、わたしの勉強時間の取り方は「【1日2時間半】ワンオペワーママはいつ勉強する?わたしの勉強時間の取り方」の記事で解説しています。

無理なく両立を継続するための仕組み6つ

勉強は続けることが肝心です。始められても、継続できなければ成果は得られません。

無理なく継続するためのヒントを6つお伝えします。

余裕を持った勉強計画を立てる

無理なく両立させるなら、勉強計画には余裕を持たせておくのが必須です。

おすすめは、1週間単位で計画を立てること。1日単位でやることを決めた場合、連日予定通りにいかないと嫌になってきてしまいます。

予備日を取っていたとしても、1週間のうち5日は未達なんてことになると、「もうやーめた!」と言いたくなります。

ゆきのん

1週間単位なら、できる日は多めにやったり、勉強0の日があってもカバーしたりできるので、1日1日に一喜一憂しにくくなるんです。

予定が狂いやすい人ほど、計画はきちきち立てすぎないのが大事です。

計画の立て方は、「忙しいママでも計画倒れしない!挫折しにくい勉強計画の立て方と3つのコツ」の記事でも詳しく解説しています。

すぐに勉強に取り掛かれる準備をする

時間ができたらすぐに勉強に取り掛かれるようにしておきます。時間ができてから「今から何をやろうかな」「テキストを準備しよう」とやっているとそれだけで時間が無駄になるからです。

準備をしておくことで、そもそも勉強しようか迷わないという効果も。「やろうかな、後でにしようか」と考え始めてしまうと、やらないための正当な理由を探してしまいがち。

迷う時間を作らないのも継続のコツです。

すぐに取り掛かれる準備の例
  • 時間ができたらやることを決めておく。今週はこれ、と時期で決めても良いし、5分の時はこれ、15分以上ある時はこっち、と使える時間でやることを分けておいても。
  • よく使うテキストやノート、筆記用具などは手に取りやすいところ1箇所にまとめておく。
ゆきのん

わたしはテキスト類はキッチンの片隅にまとめています。キッチンで立ちながら勉強することが多いので。

余計な時間はかけないことを意識して、物の置き場所や時間の使い方を決めておくと良いです。

勉強時間が取れない時はどうするか決めておく

予定外の出来事は、子育てと仕事ではしょっちゅう発生しますよね。起こさないようにするより、起こることを前提として対策を考えておいた方が良いです。

時間が取れない時の取り組み例
  • 1問だけでもできたらOKとする
  • 耳からテキスト音声や動画を聴けばOKとする
  • 割り切ってその日はすっぱりあきらめる

勉強0にしたくない場合はちょっとでも触れればOKとして、できそうなことをリストアップしておきます。

逆にできないことにイライラしてしまいそうなら、すっぱりあきらめて状況が改善したら再開するという手も。

ゆきのん

大事なのは、「嫌にならない・負担にならない」状態にしておくこと!

勉強記録とふり返りをする

勉強はなかなか成果が見えにくいものです。成長が感じられないとやる気も低下しやすくなります。それを防ぐには、「勉強記録」と「定期的なふり返り」が効果的です。

勉強記録に書くことは、自分が必要だと思うものでOK。

勉強記録に書くことの例
  • やったこと
  • 使った教材
  • 勉強時間
  • その日のふり返りや気づいたこと
ゆきのん

わたしは勉強時間は書かない派。
すきま時間が多いので、勉強時間を測りにくくて。取れる時間の少なさにがっかりしたくない気持ちもあります。

【実例写真付き】成長が実感できる勉強記録の付け方・書き方【経験談】」では、わたしの実際の勉強記録の実例写真をたっぷり入れながら記録の書き方を説明しています。

ふり返りは、以下の4つの視点から1週間・もしくは1か月ごとに行います。

  • できたこと・良かったこと
  • もう少しがんばりたかったこと
  • わかったこと
  • 次に向けての改善点
ゆきのん

ふり返りをすると、気持ちが入れ直せてまたがんばろうと思えます。

詳しくは、「定期的なふり返りで勉強をより効果的に!書き方と具体例も解説」の記事で解説しています。

強制力を働かせる

両立の大きな課題の1つがやる気の維持です。モチベーションに頼らない継続の仕組みを作っておくことは大事ですが、やる気が落ちてくると忙しさを理由にやめてしまいたくなります。

そんな弱さに負けずに継続するには、勉強せざるを得ない強制力を自分で作ってしまうのも1つの手です。

強制力をつくる例
  • 家族や友人、同僚など周囲に宣言する
  • SNSで同じ勉強をしている人をフォローし、自分も勉強記録をアップする
  • 勉強する仲間を見つける(SNSなら見つけやすいです)
  • 目標を紙に書いて目立つところに貼る、もしくはスマホやPCの待ち受けにする
  • 目標達成までは好きなことを何か絶って、できないようにしてしまう(ゲームを人に貸してしまうなど)
ゆきのん

自分1人でなんとかするのは難易度が高いので、人の目を借りましょう

大事なのは「再開力」

勉強を続けるうえで大事なのは「やめないこと」です。止まってしまっても良いので、完全にやめない

仕事の繁忙期だったり、体調を崩したりで数日勉強が0という期間もどうしても出てくるでしょう。その時に、「途絶えちゃったしもういいや」と思うのではなく、ここからまた始めようと思えるかが大事です。

ゆきのん

3日坊主も10回繰り返せば1か月!

そのためには、再開しやすい状況を作っておきましょう。

再開しやすい状況作りの例
  • いつ再開するかを具体的に設定する(例:4月1日から再開しよう)
    →そこまではやらなくても大丈夫、と自分を安心させる
  • 勉強している分野のニュースやSNSなどに少し触れておく
    →関心を0にしない

止まってしまう要因や止まっている間の状況は人それぞれなので、自分が無理なくできそうな方法を取り入れてくださいね。

楽しく両立させるためのコツ4つ

なんだかんだ言っても結局、「楽しい!少しでも進んでる!勉強が役に立っている!」という気持ちがなければ両立は長続きしません。

自分を追い詰めすぎず、両立を細く長く続けるためのコツを4つ紹介します。

ほめ上手になる

仕事・育児・勉強を両立していても案外褒められません。なので自分で自分を上手に褒められるようになりましょう。

ゆきのん

なんで勉強してるの?すごいね(引き気味)みたいな反応も珍しくないです

まずは、できたことを認めましょう。まだまだだと思う部分もあると思いますが、できたことは事実として捉えるようにします。

3日しかできなかった→3日はできた、という感じ。改善策はまた別途考えるので、できた事実を認めます。

認められたら、「すごいじゃん!がんばってるね!」と自分に声を掛けます。(心の中で思うだけでもOK)

そんなの恥ずかしくてできないよ!という人におすすめなのがスタンプ。できたことを書き出したら、そこに「たいへんよくできました」のようなスタンプをペタっと押します。シールでも可。

子供だましのように思うかもしれませんが、これが意外と嬉しいんです。お試しあれ。

ごほうびを準備をしておくのも良いですね。

ゆきのん

ほめるときはちょっと甘すぎくらいでもOK!

罪悪感をもたない

  • 勉強をやめればもっと子どものために時間を使ってあげられるかな…
  • 今日はご飯を作らずお弁当を買っちゃった…
  • YouTubeを子どもに長々見せちゃった…

こんな風に罪悪感を覚えるシーン、育児と仕事や家事をやっているなら多くの人が経験があるはず。でも、勉強してる・してないに限らず、余計な罪悪感はもたない方が良いです。

あれができなかった、これができなかったと思い始めるとキリがありません。

一生懸命、なんとか生活を回そうとしているのは間違いないので、しょうがないと開き直ってしまった方が気持ちが楽です。楽をする・手を抜く=悪ではありません

ゆきのん

わたし自身、開き直ってから家でのイライラドカーン!が減りました

何でもかんでも良しとしてしまうのはちょっと違いますが、理想の姿に縛られすぎて苦しくなるのはやめましょう!

やりたくないことは楽しいことと組み合わせる

苦手なこと・やりたくないことをやらなきゃいけない場面は、どうしても出てきます。気が進まないと思いながらやっていると本当に進みが遅いですよね。

そんな時のおすすめは、楽しいこと・好きなことと組み合わせること。

やりたくないこと×楽しいことの例
  • 洗濯物を干しながら好きなラジオを聴く
  • めんどくさい書類は、好きなカフェに持って行って書く
  • 苦手な勉強をするときは、好きな飲み物やおやつを準備してやる
ゆきのん

それならやれるかも、と思えたらしめたもの!
ゲーム感覚で組み合わせを考えて試してみましょう。

リラックス法をもつ

手軽にできるリラックス法をいくつか持っておくと、気持ちの切り替えがしやすくおすすめです。それに、疲れた時にはこれがある!とわかっているだけでも、お守り効果があります。

リラックス法を探すときのポイントは、以下をなるべく多く満たすものが良いです。

  • お金がかからない
  • 時間を取られない
  • 子どもがいてもやりやすい
  • 場所を問わずできる

温泉に1泊するなんて最高のリラックス法ではありますが、思い立ってすぐできるものではないですよね。

それよりは日常の中でさっとできる小さいものの方が、すぐにできて即効性があります。

手軽なリラックス法の例
  • ストレッチをする
  • とっておきの入浴剤でお風呂に入る
  • 特別なお菓子や飲み物を、子どもに隠れてこそっと食べる
  • 好きな香りのアロマスプレーをシュッと一吹き
  • 家事をしながら好きな動画やPodcastを聴く
ゆきのん

わたしの心強い味方はネックヒーター。
首を温めつつ電気を流して、首コリを和らげてくれる優れもの。
料理や洗濯物干しをしながら使ってます!

細く長く、子育て・仕事・勉強を両立させよう

子育て・仕事・勉強を両立させるヒントを15個紹介しました。

いきなり色々始めても続かないので、まずは1つ簡単にできそうなものから取り入れてみてください。

「わたしはこうしてる!」「こんな時はどうしたら良いんだろう?」という感想や質問があれば、お気軽にコメントやお問合せフォームからメッセージをくださいね。

ゆきのん

一緒に両立を続けていきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次