勉強計画って、いつもなんとなくで始めちゃう…
けっきょく計画通りにいかなくて、途中で挫折しちゃうんだよね
そんなお悩みを解決します。
勉強計画が大事なのはわかっていても、継続できる計画を立てるのはなかなか難しいですよね。
そこでこの記事では、
- 勉強計画を立てる手順
- 計画倒れを防ぐコツ
について書いています。
わたし自身、時短社員として働きつつワンオペで保育園児2人を子育てしながら、すきま時間で勉強しています。
ママの勉強には、自分じゃどうしようもできない予定変更・時間確保の課題が付きものですよね。
そんな中でも勉強を続けられて、少しずつでも進歩できる勉強計画のコツをお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
まずは目標を決めよう
勉強計画を立てる前に質問です。
- 勉強してどうなりたいですか?
- そのために必要なスキルや要素は?
- 具体的に何をしますか?
この3つにすべて答えられますか?
計画は、目標があってのもの。
目標なしで勉強計画を立てるのは、行き先が決まっていないのに出かける準備を始めるようなものです。
海なのか山なのか?街中なのか田舎なのか?
それによっても持ち物や服装は変わりますよね。
勉強計画を立てる前に、目的や目標をはっきりさせておくのが大切です
ちょっとあいまいかも…と思う方は、
目的の立て方▶「勉強してどうなりたい?目的の決め方を解説【勉強を始める前に絶対やってほしい】」、
目標の立て方▶「【もう挫折したくない】勉強目標の立て方を具体例・コツと合わせて紹介」
の記事でそれぞれ詳しく書いているので、先に読んでみてくださいね。
勉強計画の立て方4ステップ
ここからは、勉強計画の立て方を4ステップで説明していきます。
- 全体のペースを決める
- この1ヶ月でやることを決める
- この1週間でやることを決める
- 使える時間と合うか確認する
STEP1:全体のペースを決める
行動目標で「何を・いつまでに」が決まっているので、その中身の部分、進めるペースをざっくり把握します。
- 問題集を1周する
→1週間で10問ずつ、一定のペースで - 単語帳を10周する
→1周目は2週間、2周目は1週間、3周目は3日とだんだん短く
など、内容によっても変わりますよね。
きっちりさせなくて良いので、目安を作るイメージで決めます。
STEP2:この1ヶ月でやることを決める
STEP1で決めたペースを参考に、この1ヶ月では何をどこまでやりたいか決めます。
- 問題集の50ページまで進める
- 過去問を2回分解く
こんな感じ。
STEP3:この1週間でやることを決める
同様にして、この1週間で何をどこまでやりたいか決めます。
この時、1週間でやることに関してはなるべく細かく書き出しておくのがおすすめです。
例を出すとこんな感じ。
- Q1を解く、Q2を解く、Q3を解く…
- 単語帳1周目1〜100、101〜200…
- Q1音読5回、音読10回
ええ、ちょっとめんどう…
なんでここまで?
細かく書き出した方が、できたらすぐチェックをつけられるから!
できたことがすぐに見える方が嬉しくないですか?
できた!やった!と思えると、また次のチェックを付けたくなって勉強が継続しやすいです。
1週間で決めた分量ができなかった時も、どこまでやったかが一目でわかりますよね。
原因が考えやすく、翌週の計画にも反映させやすいです。
STEP4:使える時間と合うか確認する
STEP1〜3で決めた全体のペース・1ヶ月でやること・1週間でやることが、本当に自分の使える時間と合っているのか確認しましょう。
計画を立てるときは、どうしてもかかる時間を少なめに・使える時間を多めに見積りがちです。
モチベーションが高い初期ならなおさらですし、そもそも1つのタスクにかかる時間がわからないことも。
決めた計画から2割削っても良いくらいです。
少ないかな?こんなの余裕!くらいにしておいて、早く終わったら追加すれば良いだけ!
最初から「計画通りできなかった…」だとやる気も低下します。
「できた!すごい!もっとやろう!」と思えるよう、ハードルは低めから始めて、徐々に上げていきましょう。
計画倒れを防ぐコツ
ここからは計画倒れを防ぐコツを3つご紹介します。
その3つとは、
- 1週間単位で計画する
- いつやるかまで決める
- できない時はどうするか決めておく
です。1つずつ解説しますね。
1週間単位で計画する
毎日やることを細かく決めるより、1週間単位で決めておくのがおすすめです。
1日単位で決めると、できなかった場合に遅れを取り戻そうとするのが負担になり、「もういいや!」となったりします。
子どもが寝なかった・熱を出した・急な残業が入ったなど、ママに予定変更は付き物ですよね。
1週間の中でできたらいいや、という気持ちでいると多少の予定変更は気にならなくなります。
これは人によりけりですが…
今週はダメだ!と思ったら、あっさり諦めた方が翌週スッキリ再開できるかも
いつやるかまで決める
時間ができたら即勉強に取りかかれるよう、やる時間や順番まで決めておきましょう。
- 使える時間が毎日ある程度固定されている
→朝は問題集、昼間は単語帳のように時間とやることを結びつけ - 取れる時間が一定ではない
→まずは問題集。○問解いたら単語帳と取り掛かる順番を決めておく
こんな感じです。
何も考えずに勉強に取り掛かれるようにしましょう。
時間があると、何やろうかな~と迷ったり、そもそもやろうかどうしようか悩んだりしますからね。
できない時はどうするかを決めておく
計画通りにいかない時にどうするかを決めておくと、ずるずる勉強をしない流れになるのを防げます。
- 勉強が計画通りにいかない時はどんな時?
- そうなったらどうする?
この2つを考えます。
- 子どもが起きてきて朝活失敗
→仕事を定時で終わらせて、お迎え前に15分だけやろう - 子どもが発熱
→テキストを使った勉強はいったんお休み。耳だけは何か聴くようにして、少しでも英語に触れるようにしよう
わたしはこんな感じで決めています。
事前に決めておくと、いざうまく勉強が進まなくなっても、慌てず気負わず対応できますよ。
計画を修正しながら勉強を進めよう
挫折しにくい勉強計画の立て方を解説してきました。
おさらいをすると、勉強計画の立て方は
- 全体のペースを決める
- この1ヶ月でやることを決める
- この1週間でやることを決める
- 使える時間と合うか確認する
計画倒れを防ぐコツは、
- 1週間単位で計画する
- いつやるかまで決める
- できない時はどうするか決めておく
でしたね。
ただし、勉強計画は一度立てたら終わりじゃありません。
勉強をしながら、
- 全体に対する進捗はどうか
- 計画している勉強量はちょうど良いか
- 目的とずれてきていないか
などを見て、修正をしつつ進めていきます。
自分のペースに合った計画を立てて、無理なく楽しく勉強を続けましょう!
このブログでは、忙しいママのための勉強のコツについて書いています。「【読めば解決!ワーママの勉強大全】時間の取り方から続け方までを徹底解説」にまとまっていますので、良かったら読んでみてください。
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