- 勉強したいけど、まとまった時間が取れない…
- 時間が確保できるようになってから勉強しようかな
そんなあなたにおすすめなのが、すきま時間で勉強すること。
この記事では、
- ちょっとした時間でも勉強に使う方法
- 勉強を続けるコツ
を解説します。
わたし自身、4歳と2歳の子どもがいて週5〜6日は仕事。とてもじゃないけどまとまった時間は取れません。
そこですきま時間を使って勉強をして、昨年TOEICで885点を取りました。
そんなわたしの経験も踏まえつつ、書いていきます。
この記事を読んで、すきま時間マスターになりましょう!
勉強時間を確保するならすきま時間を使おう
「まとまった時間がないと勉強できない」
もしそんなことを思っていたら、その考えは脇に置いておきましょう。
1回5分や10分のすきま時間でもやれることはたくさんありますし、積み重ねるとそれなりの量になります。
日にもよりますが、わたしはすきま時間だけで1日1時間くらいは確保できています。
うまく使えれば、十分勉強時間確保はできますよ。
すきま時間っていつ?

早速、どんな時間に勉強ができるのか、わたしのこれまでの例をご紹介します。
- 朝、会社の駐車場に着いてから始業時間ギリギリまで10分
- 昼休みに20分
- 定時で上がれたら、保育園のお迎え前に10分
- 授乳中5〜10分
- 子どもが機嫌よく遊んでいる時に、キッチンで立ちながら5分
こんな感じです。
他にも、
- 通勤中の電車やバスの中
- 子どもの習い事の待ち時間
- 銀行や病院での待ち時間
なども使えますね。
あなたの生活の中で、使えそうな時間はありますか?
探してみてあまりないかもと思ったら、時間を「作る」ことも考えてみてください。
目的なくスマホをいじっている時間、頻度を減らせそうな家事など、今の暮らしを少し変えたらできるかも?と思えるものはありませんか?
一度試してダメだったらやめれば良いだけです。
ゲーム感覚で使えそうな時間作りをしてみてくださいね。
すきま時間にはどんな勉強ができる?

使える時間が見えたところで、具体的にすきま時間にはどんなことができるかを解説していきます。
英語の勉強を例に出すと、
- 音読2〜3回
- シャドーイング2〜3回
- 単語帳100個見直し
- 長文1問解く
- 30秒程度のディクテーション
- 長めの長文を1問解く
- 精読1問分
こんな感じです。
意外と色々できると思いませんか?
プロセスを細かく分けて、そのうちの1つをやるイメージ。
5分しかないと思うとその分集中できて、進みも良い気がします。
すきま時間を有効に使うコツ

せっかく取れたすきま時間も、何をしようかなと迷っていたらそれだけで終わってしまいます。
すきま時間を有効に使うためには、以下の3つのコツを押さえましょう。
- やることを決めておく
- 使うものはすぐ取れるところに置いておく
- やめることを決めておく
1つずつ解説していきます。
やることを決めておく
時間ができたら何をやるか、具体的に決めておきます。
- 問題集の○ページ(この前の続き)から問題を解こう
- あの音声のシャドーイングをしよう
みたいな感じで。
どの問題集をやろうかな?シャドーイング用の音声は何を使おうかな?から始めると、やり始める前に時間オーバーになる可能性もあります。
事前に決めておくことで、パッと始められます。
使う問題集や音声が決まっていない場合は、「すきま時間には音声探しをしよう」と決めておけばそれでOK。
何をする時間なのか、はっきりさせておくのがポイントです。
使うものはすぐ手に取れるところに置いておく
いざ勉強を始めようとした時、「あれ?ペンがない」「テキストを2階から持ってこなきゃ」となると使える時間が減ってしまいます。
やることを決めたら、使うものはすぐ手に取れるところに置いておくようにしましょう。

わたしはキッチンにテキストとペンを置いていることも多いです
毎回違うものを準備・片付けするのは面倒だなあ…という方は、全部タブレットにまとめてタブレットで勉強するのもおすすめです。
やめることを決めておく
ちょっと時間ができたらスマホを手に取ってSNSをのぞいたり、なんとなくニュースを見たり…
わたしもやりがちですが、あっという間に時間が溶けるのでもったいないです。
すきま時間に勉強しようと決めたなら、やめることを1つでも良いので決めましょう。
- 目的なくスマホを見ない。手に取るのを単語帳にする
- なんとなくBGMにしていた音楽をやめる。代わりに英語のpodcastにする
という感じに。
何個も決めると続かないので、まずは1つ決めて実行してみるのがおすすめです。
すきま時間勉強のおすすめグッズ
わたしがすきま時間に勉強するのに欠かせないものが3つあります。
それが、
- ワイヤレスイヤホン
- タブレット
- タブレット用のペン
です。
ワイヤレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンがあれば、家事中でも寝かしつけ中でも英語の音声を聞いたり、シャドーイングをしてみたりなど、時間や場所を問わず勉強ができます。
語学の勉強なら触れる時間を大幅に増やせるのが大きな大きなメリットです。
語学以外でも、勉強法や解説動画をながら聞きできます。
個人的には、今後ワイヤレスイヤホンなしでは暮らせないと思うほど毎日使っています。
タブレット
わたしが思うタブレットのメリットは4つ。
- 持ち運びが楽
- テキストを1つにまとめられるから、忘れ物の心配もない
- 机がないところでも、膝に乗せて勉強できる(ノートでもできるけど書きにくいですよね)
- コピペも簡単だから、紙に写し書きしたり印刷して貼ったりする手間が省ける
家以外の場所で勉強することが多い方には特におすすめです。
持ち運びも楽ですし、使おうと思っていたテキストを忘れた!なんてことも防げるのはかなりありがたいです。



わたしは紙のノートも好きで使いたいんですが、便利なタブレットを使うことが多くなっています
タブレット用のペン
タブレットを使うなら、タブレット用のペンがあるとさらに便利です。
紙のノートに近い感覚で使えるノートアプリがあるので、問題集を開きながらノートに答えを書いていくスタイルがタブレット1台でできます。
タブレットと専用のペンがあればどこでもほとんどの勉強ができるようになりますよ。
わたしが使っているすきま時間勉強グッズ
わたしが今実際に使っているのは、
- Soul ワイヤレスイヤホン
- iPad 無印 第7世代
- iPad Pencil 第1世代
です。
詳しくは「すきま時間勉強・ながら勉強がはかどる!おすすめ勉強グッズ7選」で紹介しています。
すきま時間勉強を続けるコツ


すきま勉強で勉強を続けるなら、持っておきたい心構えについてもお話ししていきます。
ポイントは3つです。
- できたことに目を向ける
- 脱・完璧主義
- 目的を忘れない
できたことに目を向ける
すきま時間勉強は小さな時間を積み重ねる分、できたことが見えにくいです。
やっている気がしていたのに思ったほど進んでいないとか、「これしかできなかった」という思考になりがち。
だから、できたことに目を向ける意識が大切です。
できなかったことなんて探そうと思えばいくらでも探せる上、気持ちはどんどん落ちていきます。
今日は5分しかできなかったと思ったら、「忙しいのに5分はできた」と変換してみてください。
ちょっとでもやったことは事実なので、それを自分が認めるようにします。
脱・完璧主義
毎日すべてのすきま時間を勉強しよう、できなかった時は他の時間でカバーしようとは思わなくて大丈夫です。
勉強を始めたばかりの頃は特にがんばりすぎがちですが、すべてを完璧にこなそうとするとしんどくて長続きしません。
急な残業があったとか、体調が良くなかったとか、子どもが熱を出したとか、予定変更は付きもの。
できない時はあるものと思っていた方が良いです。
そんな日は、
- 単語帳を1ページ見たらOK
- 英語のニュースを聞いたらOK
のように、触れればOKとしても良いですし、スパッと諦めて明日からまた始めるのでも良いと思います。
とにかく無理しすぎないのが大事です。
目的を忘れない
勉強を続けているうちに、「すきま時間に勉強すること」が目的になってしまうことも。
そうすると、勉強するなら何でも良いやと本来の目的とは外れた勉強になっていたり、思うように成果につながらず挫折してしまったりする可能性があります。
手段が目的化するのを防ぐには、定期的なふり返りが1番です。
自分の目指したいこととやっていることがズレていないか?は時々チェックするようにしましょう。
【まとめ】すきま時間で勉強を始めよう
すきま時間の使い方やコツについて解説しました。
時間を有効に使うポイントは、以下の3つ。
- やることを決めておく
- 使うものはすぐ手に取れるところに置いておく
- やめることを決めておく
勉強を続けるコツは以下の3つでした。
- できたことに目を向ける
- 脱・完璧主義
- 目的を忘れない
小さく始められるのも、すきま時間勉強の良いところです。
無理なく始めてみて、いけそうなら少しずつ時間や負荷を増やしていきましょう。
一緒にコツコツ積み重ねていきましょうね。
ワーママの勉強に関して他にも記事を書いているのでぜひ読んでみてください。


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